ごあいさつ
宮林謙次の14回目の個展「時空をこえて-part2」においでいただき有難うございます。
今回は、ここ一年間で制作いたしました新作の油絵8点を展示しています。そのうちの2点は、金沢で取材し描きました。ご存知のように昨年1月1日の能登地震とその後の豪雨の被害で能登は、1年が経ってもそれほど復興しているようには見えません。そのことを忘れてはいけないと思い、金沢駅前に奥能登の伝統芸能、御陣乗太鼓のパフォーマンスを入れました。御陣乗太鼓を激しくたたく太鼓の響きは、おしだまって、耐えてきた奥能登の心の叫びのように聞こえます。私も高岡出身者として、忘れて欲しくないと思っています。目黒区は金沢と姉妹都市だと聞いています。これからもこの北陸の町を少しずつでもご紹介できたらと考えています。最後に、いつも的確なアドバイスで絵の指導して下さる瀬川智貴先生を始めドガの会の仲間、目黒ユネスコ様、発表の場を提供して下さる中目黒GT様、また、絵を見て下さる方々に、心よりお礼申し上げます。
プロフィール
宮林謙次(みやばやし けんじ)
1983年 富山県高岡市生まれ、目黒育ち
八雲小学校、第十中学校、都立玉川高校
2003年 瀬川智貴氏より油絵指導受ける
2004年 佐野登志子氏より七宝焼き学ぶ
2012年 中目黒GTギャラリーで個展以降毎年、GTで作品を発表
2015年 世界絵画大賞展初入選(2017,2018,2022,2023)
2017年 日本の自然を描く展入選(2018,2019)
2018年 都展入選(2019)
2020年 世界絵画大賞展優秀賞
2023年 世界絵画大賞展協賛社賞
2023年 Idemitsu Art Award 2023入選
2024年 都展入選 都展理事推薦で2025年より無鑑査で東京都美術館に絵がされます。
― 展示作品 ―
〇「近江町市場」(a Omicho market) F10油彩
〇「金沢駅」(the Kanazawa station) F20油彩
〇「マイフェイバリット」(my favorite) F20油彩
〇「時空をこえて」(go beyond space) F20油彩
〇「白いユリ」(a white lily) F10油彩
〇「秋の果物」(an autumnal fruit) P12油彩
〇「碇公園の女神」(a goddess of the park) P6油彩
〇「陶器人形と果物」(a china doll and fruits)P12油彩